今週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2021年11月21日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。
11月14日(日)「埼玉県民の日」のフリー乗車券を活用し、多くの行楽客で賑わう秩父鉄道沿線の長瀞町を旅してきました。家族連れに人気の「宝登山(ほどさん)ロープウェイ」は、きっぷうりばを先頭に大行列。スマートフォンアプリ「EMot」でデジタルチケットを購入していた筆者は、列をスルーしておそらく30分は時間短縮でき、しかもおトクな価格で乗車できました。気になったのは認知度の低さと、現地でアプリの宣伝をほぼ見かけなかったこと。いいことは積極的にPRしないとね。
5位: 石川県内のバス ほぼ全線乗り放題のフリーきっぷ 北陸鉄道・のと鉄道線も 1日券3,000円
北陸鉄道は、西日本JRバス・のと鉄道と連携し、石川県内全域のバス・鉄道で利用できるフリー乗車券「いしかわまるごと!! おでかけきっぷ」を発売します。利用の落ち込む冬期の観光促進のため、2021年12月1日(水)〜2022年3月31日(木)の期間限定で発売されます。北陸鉄道石川線・浅野川線、のと鉄道全線(七尾駅〜穴水駅間)の鉄道路線のほか、北陸鉄道グループ、西日本JRバスが運行する石川県内のほとんどのバス路線が乗り降り自由となります。有効期間別に「1日券」(大人3,000円・小児1,500円)と「2日券」(大人4,000円・小児2,000円)の2種類が発売されます。
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Twitterには、「この値段で能登方面の特急バスも乗れるとは相当おトク」「これでのと鉄道『里山里海号』に乗りたい」など、驚きと歓迎の声が集まっています。
石川県内のバス ほぼ全線乗り放題のフリーきっぷ 北陸鉄道・のと鉄道線も 1日券3,000円
4位: 山形新幹線「つばさ」22年春から自由席廃止 全車指定席に 特急料金も見直し JR東日本
JR東日本は、2022年春から山形新幹線「つばさ」のすべての列車を全車指定席として運転し、併せて山形・秋田新幹線の特急料金体系を見直します。「つばさ」の自由席車両は最繁忙期を中心に混雑が著しく、長時間並ぶ不便さや、途中駅から座れない不公平感をなくすため、自由席設定をすべて取り止めることにしたと説明しています。これと同時に特急料金の制度がわかりやすいものになり、普通車指定席を利用する際の料金が現行より据え置きまたは値下げとなります。
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これまで「つばさ」の自由席を利用していた方は今後、東北新幹線と直通利用する場合には指定席特急券を購入する必要があります。一方、在来線区間内のみを乗車する場合は、座席を指定しない代わりに割安となる特定特急料金で利用することも可能です。
山形新幹線「つばさ」22年春から自由席廃止 全車指定席に 特急料金も見直し JR東日本
3位: 年末年始は運休を撤回します 東北・秋田新幹線 全列車運転へ 編成短縮も中止 JR東日本
JR東日本は、運休などを計画している東北・秋田新幹線の一部列車について、年末年始期間は通常通り運転すると発表しました。2021年9月27日に告知された運転計画は、東北新幹線「はやぶさ」5本と秋田新幹線「こまち」2本を11月8日(月)以降は当分の間運休するという内容でした。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いており、利用状況が上向いている現状が考慮され、年末年始の12月28日(火)〜2022年1月5日(水)についてはこれらの列車が通常通り運転されることになりました。また、列車編成の短縮が計画されていた「はやぶさ」1本についても、これを行わず通常編成で運転するとしています。
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最近、特に週末の新幹線は列車によって満席が出ているようで、鉄道会社は運転本数の追加などで輸送力の回復を急いでいます。
年末年始は運休を撤回します 東北・秋田新幹線 全列車運転へ 編成短縮も中止 JR東日本次ページ: 週間アクセス2位と1位は?